北海道美瑛の写真家・中西敏貴のブログサイトです。
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びえいフォトコン

第2回丘の町びえいフォトコンテストの審査結果が届いた。
第1回の去年は幸運な事にポスターの部グランプリという
大変光栄な賞をいただき、今年の美瑛町の観光ポスターにも
使用していただいている。
今年に入ってから美瑛を旅された方ならご存知かもしれないが
大きなポスターと観光パンフレットに使われている
キガラシと十勝岳の噴煙の写真は僕のです(ちょっと自慢)。
話は少しそれたが、今年の結果と言うと「入選」にとどまりました。
2年連続の一等賞は無いな、と思っていたのだがせめて特選ぐらいは・・・。
人間とは欲望深くなるもので、入選でも喜ばしい事なのに
一番上がいいんですね。

美瑛という題材は確かに有名だ。プロアマ問わず美瑛を撮っているし
いい作品も残している。そう、美瑛という景色が風景写真の世界では
当然化し、作品の本当の質を評価されなくなってきている様な気がする。
美瑛ならそれなりの写真が撮れて当然。そんな観点は存在しないだろうか。
ロケーションや気象条件に恵まれているのは確かだ。
しかしそれを生かすも殺すも作者のセンス。
人と違う観点をわざと持つんじゃない、自分のセンスをこのフィールドで
試してみたいのだ。

美瑛の風景で勝負する今回のフォトコン。小さなコンテストとはいえ
そこに自分の写真が選ばれる事は、本当に幸せな事だと思います。

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蔵王は寒かった
アイスモンスターと呼ばれる樹氷で有名な
蔵王に行ってきた。今回は撮影目的じゃなくスキー。
後輩が企画したツアーに付き合いで参加したというわけ。
美瑛でも吹雪の日や霧氷の付く日は経験しているし
マイナス20度なんてのも体験している。
寒いのは寒いのだが、湿度がないためか冷たいとは感じない。
どちらかというと痛いという感覚が近い。
ところが蔵王はとんでもなく寒かった。そりゃそうだ。
樹氷になるということは湿った雪が木々にくっ付くという事。
雪が湿っているので僕達人間の顔にもべとっとへばりつく。
5メートル先の風景もほとんど見えないくらいの吹雪のなか
スキーをするほどつらいことはない。
自分達が人間樹氷になってしまうかも、なんて冗談も言えない。
きっと快晴の日は素晴らしいんだろうな、と想像してみたが
まったくイメージがわかないほど吹雪いていたのはいうまでもない。
やっぱ、美瑛がいいな。
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真冬の美瑛は・・・

昨年の冬の撮影が素晴らしすぎたのかな。
今回は5日間もあったので、かなり期待していた。
冷え込んでくる時期でもあるので、ダイヤモンドダストや
サンピラーにも出会えるかも、と期待を膨らませていた。
しかし、今回はどうもタイミングが悪かったようだ。
出発の朝、今期最低気温を記録したと聞いた。
当然サンピラーも出まくっていたみたいで、悔しさの反面
もう一度冷え込んでくれる期待も膨らんだ。
しかし、僕が行ってからの美瑛は連日の雪、雪、雪。
晴れの日の青い陰や朝の霧氷、ダイヤモンドダストなんかは
とうてい出るはずも無く、あげくの果てには雨まで降るという
おまけまでついて、正直撮影できない悶々とした日々を過ごした。
こんなにフィルムの消費量が少なかった撮影行もない。
という訳で、デジカメ写真もありません。残念っ!!
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