第2回丘の町びえいフォトコンテストの審査結果が届いた。
第1回の去年は幸運な事にポスターの部グランプリという
大変光栄な賞をいただき、今年の美瑛町の観光ポスターにも
使用していただいている。
今年に入ってから美瑛を旅された方ならご存知かもしれないが
大きなポスターと観光パンフレットに使われている
キガラシと十勝岳の噴煙の写真は僕のです(ちょっと自慢)。
話は少しそれたが、今年の結果と言うと「入選」にとどまりました。
2年連続の一等賞は無いな、と思っていたのだがせめて特選ぐらいは・・・。
人間とは欲望深くなるもので、入選でも喜ばしい事なのに
一番上がいいんですね。
美瑛という題材は確かに有名だ。プロアマ問わず美瑛を撮っているし
いい作品も残している。そう、美瑛という景色が風景写真の世界では
当然化し、作品の本当の質を評価されなくなってきている様な気がする。
美瑛ならそれなりの写真が撮れて当然。そんな観点は存在しないだろうか。
ロケーションや気象条件に恵まれているのは確かだ。
しかしそれを生かすも殺すも作者のセンス。
人と違う観点をわざと持つんじゃない、自分のセンスをこのフィールドで
試してみたいのだ。
美瑛の風景で勝負する今回のフォトコン。小さなコンテストとはいえ
そこに自分の写真が選ばれる事は、本当に幸せな事だと思います。