北海道美瑛の写真家・中西敏貴のブログサイトです。
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なぜ美瑛か・・・

なぜ移住したいのか。
理由は色々ある。昔からの夢・・・。
それは大切な理由だ。夢実現の地として理想的なのが美瑛。
これは間違いない。
田舎が好きな訳ではない。田舎暮らしをしたいなら他に
いくらでもある。ボクらなりに理想的で文化的な暮らしを
考えた時に浮かんでくるのが美瑛という土地なのだと思う。
やりたい事、生活環境、空気、空、山、丘、木・・・。
すべてがボクらのイメージに近い場所が、ここなのだ。

そんな事をぼんやり考えていて、ふと思った。家だ。
最近の設計士問題を見ていてさらに思った。建てたい家がある。
お気に入りの建物に暮らすイメージを昔から抱いていた。
自分が大好きな建物が一番生きてくる土地はどこなのか・・・。
やはり、都会ではない。かといって山の中でもない。
やはり行き着くところは北海道。
家ありきで移住する訳ではないが、そんな理由が一部分である事って
贅沢だけれど、カッコいいと思う。
建物が映える土地。やはりボクらにとっては美瑛しかない。

結局のところ、ボクらの欲望のまま進んでいく訳ですね。
移住のキッカケは色々あると思うが、先にイメージが出来ている
ボクらも珍しいのかな。ま、それもありでしょ。
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食事中です!!


退院から10日が過ぎ、より人間らしくなって来た奏人。
目をパッチリと開いている時間も長くなってきました。
ミルクの時間はどこか一点をじーっと見つめています。
トイレの時間はどこか遠くを恍惚の表情で眺めています。
少しずつ表情が出て来て、なにを望んでいるかが
こちらにも解るようになって来たのが嬉しかったりする。
眠くなったら、目を細めてショボショボしています。
う〜ん、人間だコイツは。
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家は買うもの?建てるもの?

家は買うものか?建てるものか?
いえいえ、創るものだとボクは考えます。

姉歯だかなんだか知らないが、関係しているところは全部悪いよ。
住む人の事を全く考えずに、あくまでそれぞれの利益の為だけに
建てられた建築物が「良い住まい」である訳が無いじゃないか!
どんな企業も利益を追求するのは当たり前だ。
しかし、ユーザーの喜ぶ物を提供してこその企業でもあるはずだ。
そうでなければ利益もあがらないし、企業としては成り立たない。
そんな、消費者が当たり前と思う事が通用しないのが建築関係だと
以前から思っていた。ユーザーなんてどうでもいいのです。
いかに原価率を抑えて、高く売るかを考えてる人種です。
ま、すべてとは言いませんが、大手などは特にそうじゃないかな。
しかもマンションでしょう・・・。
見た感じのいいマンションを安く安く作って、高く売っちゃってる
訳ですよ。それを見抜けない消費者としての自覚も必要だな、こりゃ。

その昔、マンションのモデルルーム巡りをした事がある。
何千万もする「ただの箱の部屋」を、奇麗に着飾ったありえない
シチュエーションの見本品を見ただけで図面だけで買ってしまう
人たちが、滑稽に見えて仕方ありませんでした。
車を買う時、何度も試乗するでしょう?デジカメ買う時、カタログの
スペック見ながら、何度も店に行って触ってみるでしょう?
なのに、マンションを買うときは図面だけ。それでいいんですねぇ。
不思議だ。ほんとに信じられない。半分騙されているのを知っていて
買うなら、それもありでしょう。長く住まないから。そんな人も
いるでしょう。

でもボクは「住まい」はゼッタイに買いたくない。
そこに住むのは自分たちだ。その家の空気を吸い生きていく。
まさに自分の身体の一部のようなものになる訳だ。
そんな大切なものを、住む人の事を何も考えない奴が設計した「箱」
で済ませたくなんてない。
シックハウスなんて、自分で創ったらあり得ない話だ。
壁に塗る仕上げ材、床材、屋根材、断熱材。何を使うかは自分で決めるべき
でしょう。マンションなんて買ったら、なにが入っているか分からない。
そんな馬鹿な話、ないでしょう???
だからボクの「住まい」は創ります。もちろん建築は素人だから
心から信頼できる設計士と心行くまで話し合い、一緒に創ります。
人間として当たり前の行為を、高いお金を出して台無しにはしたくない。

姉歯も悪いけど、みんな悪いよ。設計する奴も建てる奴も・・そして。
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初めての沐浴体験

「沐浴」って字、始めは読めませんでした。
りんよく?なんだそれってな感じです。
もくよく、と読む事すら知らなかったというのに
今日はその沐浴とやらを初体験。
ただ風呂に入るだけなのに、めちゃくちゃ大変なのです。
入院中は看護婦さんがやってくれてたし、退院後も
おばあさまがやってくれていたので、人ごとだったのを
ちょっと後悔しました。
でも、あったかくなって気持ち良さげに目を閉じている
奏人をみてると、頑張ってしまう訳です。
これから一月、大変だ。
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今日の奏人


調子に乗って、新しいカテゴリーを作りました。
あ〜、もうデレデレです。まさに親バカ。
見たくない人はすっ飛ばしてくださいませ・・・。

21日大安の月曜日、退院を迎えました。
約1週間の病院生活から開放されて妻は喜んでいますが
息子はというと、慣れない家に来た為か興奮して眠れない様子。
ほとんどあけてくれない目を見開き、ずっと起きています。
早く慣れてほしいものです。
昨日あたりから「ニヤッ」とするようになって来て、笑ってる?
と思うと、突然しわくちゃになり機嫌が悪くなるあたりは
誰に似たのだろう・・・???
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親バカ日誌


今日の奏人です。
目を開けてくれました。まだ見えていないでしょうが
しっかりとカメラを見つめています。
カメラの電子音がすると目を開け、こちらをジッと見つめます。
生まれながらにしてやるなコイツ。
こう思えてしまうのも、親バカ日誌たる所以です。

さて、日に日に顔も変わって来て人間らしくなって来た我が子。
生まれたときは「ガッツ石松」だとマジで思った。
生まれてすぐは、申し訳ないが可愛いとはお世辞にも・・・。
これから毎日顔が変わって、可愛くなってくれるのだろう。

今日、フィルムを買い足しました!!
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11月15日生まれの有名人

今日、お祝いに来てくれた友人に言われて気がついた。
11月15日って、何となく聞き覚えのある日にちだった。
大安で七五三で・・・、と喜んでいたし、なによりバタバタ
していたので、全く忘れていた。
そう、ボクが愛してやまない「坂本竜馬」の誕生日であり
命日だった。なんたる不覚・・・。
もともと戦国時代とかの歴史は嫌いで幕末の歴史本ばかり
学生時代は読んでいた。とくに坂本竜馬に関しては
10冊以上も読みあさり、土佐の高知へ行っちゃった事も。
竜馬脱藩の道をたどって、四国の山道を走った事もある。
「竜馬がゆく」よりも「お〜い竜馬」が愛読書ではあるが・・。

竜馬が生まれた時、背中に馬のたてがみの様な毛が
生えていたという。まさかそんなのは作り話だろうと
思って、うちの子を見てみたら、生えていました。
すごい毛です。このままでは竜馬どころかゴリになっちゃう。
でも、どちらにしても大物になるかな。
最愛の竜馬が生まれ、亡くなった日に生まれて来た「奏人」。
竜馬のように自由な発想を持って生きていってほしいな。

ちなみに、この日生まれの有名人を調べてみた。
エムボマ、神田川俊郎、内田康夫、浪越徳治郎・・・。
いずれもその道を極めた人たちでした。
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初めまして!!


11月15日午前2時35分。
2982グラムの元気な男の子でした。初めまして。

13日夜、妻がいつもと違う痛さがあると言い出し、14日の
深夜病院へ急行し、そのまま入院。
入院から約24時間、痛みと戦い続けた妻は本当にえらいと
思います。見ていて何もしてあげられない自分に腹が立ち
涙が出そうになりました。よく頑張ってくれました。
こんな時、男は何も出来ない無力な生き物です。
せめてしてあげれるだけの補助はしたものの・・・。
とにかくゆっくり休んでほしい気持ちで一杯です。

名は「奏人」と書いて「かなと」としました。
自然の奏でる音に耳を傾ける事が出来る人になってほしい。
そして、自らの人生を奏でてほしい。そんな思いからです。
未来はミュージシャンにでもなってくれるかな。

とにかく疲れました。おやすみなさい。
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ゆっくりじっくり

久々、このカテゴリーでの書き込みです。
そう、実はあんまり進んでいないのです。
というより、今は一番大切にしなければならない時間が
あるわけなので、そちらへ全力投球なのです。
美瑛での夢は、生まれてくる子供の人生にも大きな
影響を与えてしまう、とっても重要な事柄。
ボクらの夢をかなえるために、決して焦ってはいけない。
最近、そう考えるようになってきたのだ。

動き続ける事と、焦る事は違う。頭では分かっていても
あっと言う間に一年が過ぎ、来年こそは!!と
なんだか急いでいるような感じになってくる訳です。
考えて、悩んで、思い続ける事はやめない方がいいと思う。
でも、今決めないと、という思いは捨てる事にした。
本当に決まるときはきっとすんなり決まる。
建築メーカーが決まった時もそうだった。

美瑛でボクらがイメージしている暮らしを「幸せに」
するためには、この準備期間がとても大切なのだと
最近実感するのです。だから、これからの歩みは
「ゆっくり、じっくり」をモットーに動き続けていきます。
美瑛での夢 comments(4) trackbacks(0)
デジタルという表現

先日も書いたのだが、表現のための手段について色々考えている。
大人になったのかぁ。それともただ年を取っただけなのかも・・・。

2003年に個展を開催した際、展示作品はすべてデジタルプリント
に挑戦した。今考えれば、よくもまああんなプリントで発表
しましたね、と馬鹿にしたくなる内容ではある。
でも、あれは一つの起点になったと思っている。
最近でこそデジタルも認められつつあるけれど、まだあの時は
デジタル=邪道、みたいな構図が残っていたと思う。
開催期間中も賛否両論頂いた。そんな中でも、プリントの方法の
質問をよく受けた事は嬉しいことだった。

デジタルプリントは確かに新しい表現方法だし、それなりのスキルも
必要だ。パソコンなどへの投資もそれなりに要る。
ただボクの考えは少し違う。
このプリントを始めた当初から、暗室作業に似てるなぁと思っていた。
大学時代、クラブ展の数週間前から暗室にこもりモノクロプリントを
イルフォードのペーパーに焼き付けていく作業を思いだしていた。
自分で作ったマスクや時には手も使いながら理想のトーンを
出していく暗室作業は、徹夜になることもあった。
そうやって仕上げたプリントを乾燥させ、額装し展示する瞬間は
至福のときだった。
(暗室はお化けが出るとか噂があったので嫌いだったけど・・・)

言ってみれば、デジタル作業は明るい暗室作業なのです。
しかも、カラープリントという個人宅では費用のかかる作業を
パソコン上で出来てしまう訳ですから、こんな便利な事は無いわけで。
自分の写真を最後まで責任を持って作品に仕上げていく。
こう考えたら、デジタル処理は邪道でもなんでもありませんね。
これまでの写真作品を作り上げる行程が新しくなっただけ。

だからデジタルは銀塩に比べてどうのこうの、という議論は全く
無意味だと思う訳です。銀塩は銀塩、デジタルはデジタルでしょう。
水彩画と油絵、とはちょっと違うかもしれないけれど
同じ写真の表現と考えれば、それはそれでいいんでないかい。

あ、プリント技術はボクの中では進化しています・・・。
モノクロプリントの作品を見て、ふと思った一日でした。
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