世間では、いじめの話題ばかり。何を今更、という気がしてならない。
先日テレビで爆笑問題の太田氏が、いじめはあるものと考えた方がいい、
とかなんとかいう持論を展開していたけど、ある部分では賛成。
昔いた職場で、おばさん同士の争いが勃発した。いじめだという。
50や60の良識のあるハズの大人がですよ、いじめだなんだと騒ぎ
たてるのです。あの人のこんなところが気に入らないだとか、今日も
あの人に意地悪いわれただとか。それを20代半ばのボクに愚痴る。
気に入らない同士が職場に残ると、電話も出ない。
最後は、一人のおばさんが泣きながらやめると言い出した。旦那まで
出て来ていじめられたから妻がやめると言っている、と文句をいう。
おまえら、これまでの人生でそんな事が一番辛かったんかいっ!!
と思わず突っ込みそうになる。
あまりに虚しいので、送別会を企画し参加者を募ってみた。今考えれば
火に油を注ぐような企画だったかと考える。あるおばさんに「参加します?」
と聞いたら「それって、強制?」というあんぐりする答え。
思わずキレた。送ってやるつもりが無いのなら正直に「行きたくない」
と言いなさいと、人生の先輩?に向かって説教した。彼女、怒っていた。
いじめ云々というより、人間同士の繋がりで生きているボクたち。
あわないヤツも入れば、どうにも惹かれる人もいる。
いじめは悪い事だから無くしましょう、って言ったって気に入らないヤツ
には意地悪してしまうのが、ある意味人間なのかもしれない。
意地悪する度胸の無い人は、関わらないように遠くに逃げるとか・・。
ただ、病んでいる人間が多い場所とそうでない場所はあるように思う。
目が死んでる子供がいる所より、輝いている子供が多い場所はあると思う。
例えば、ボクらが美瑛に住んだとして、奏人がいじめられないとは限らない。
でも、そんな事に負けない心を育てる事が自然の中では出来るような気がする。
理想論かな。でも、ボクらが生きていく場所として美瑛を選んだ事を
奏人が誇りに思ってくれる事を望みたい。