北海道美瑛の写真家・中西敏貴のブログサイトです。
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忘れられない一年

今日は大晦日です。

2006年は我が家にとって忘れられない年となりました。
2005年の秋、奏人が誕生し明けた2006年に美瑛の丘に
夢のログハウスの建築が決定。慣れない子育てに追われながら
夢の実現へ向けて必死で走った一年でした。
もちろん、ボクたちが持ち続けた想いもありますが、子供の誕生が
運命の流れを作ってくれたのだと思っています。
経済的な余裕など、全くありません。それでも、やりたい事は一つ。
そんな強い想いを更なる高みへ持ち上げてくれたのが奏人でした。

美瑛での建築はまだまだこれから。完成は春頃になる予定です。
2007年のGWには家族そろって遊びにいけるといいな。
この家の建築を奏人が覚えているはずもないけれど、彼がもっと
大きくなった頃、ボクらが決断した2006年の出来事を少しずつでも
いいから、聞かせてあげようと思う。
そして、この家の事を自慢に思ってくれるような息子に育ってほしい。
それまでは、親であるボクたちはまだまだ必死に走り続けないと。

2006年もメインサイトであるNorthern Worksとこのブログに
お付き合いいただき、ありがとうございました。こんな超個人的な
ブログを誰が見てくれるんだろう、と思ってはじめたのですが
今では本当に沢山の方に毎日おこしいただいています。
ブログのお陰でメインサイトの更新が滞りがちですが、2007年は
前面リニューアルも考えていますので、あまり期待せず、お待ちください。

それでは皆さん、よいお年を。
建築日誌 comments(3) trackbacks(0)
踏み出す一歩

最近特に良く動くようになった我が子。今日もいつものように広くはない
家中をつたっては、ハイハイを繰り返して興奮気味。
ところが、あるところでほんの少し手が届かない様子。
でもハイハイするほどの距離でもない。そこで思わず両手を離してみる。
お、立ててるやんっ。しばらく両手を離してバランスを取っています。
そこからは一気。ボクのところへ2、3歩踏み出しました。
お〜、歩けるやんっ。

今日、二足歩行動物に成長した息子でした。
親バカ日誌 comments(2) trackbacks(0)
写真展のお知らせ

先日、少しお伝えしましたが、新年早々写真展に出展します。
年明けの3連休をまたぎますので、おせちに飽きたら写真展へ
足をお運びください。3連休中は基本的に会場に詰めている予定です。

第25回ひよこクラブ写真展
場所:枚方市民ギャラリー(京阪電車枚方市駅前サンプラザ3号館5階)
   072-844-4012
開催期間:2007年1月5日(金)〜10日(水)
開館時間:午前10時〜午後7時(但し、日祝・最終日は午後5時まで)

美瑛の四季の風景を5作品出展しています。

詳しい案内状ご希望の方は、メールを頂ければお送りします。
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イヴの夜ににんまり

ビックロックの大岩さんが刻んでくださった、玄関のトラスのデザインピース。

数日前から、現場の写真を眺めながらにんまりする日々が続いています。
今日は、クリスマスイヴ。家族そろって、北海道から届いた大きな帆立の
バターソテーと、今日買って来たチキンのハーブ焼きでディナー。
今日のシェフは、はりきって父が担当。家が進んでるので、なにせ上機嫌。
料理の方も、かなりいい感じに仕上がりました。こりゃ店開けるな!!

今回の我が家。ハイブリッドログハウス、と命名されているようです。
ログハウスと言えば、丸太を横に積み上げたものをイメージする方がまだ多い。
ボクの周囲でも、ほとんどうちの家はそうなると思っていたようだ。
いやいや、ポストアンドビームといってね、とか説明しても
丸太の壁は無いの?とか言われる事の多い事多い事。
確かに横積みログハウスはカッコいい。でも、ボクらが目指したのは
丸太を使った、シャレた木の家。丸太が好きだからこそ、あえて引き算。
フラットな面があることで、丸太の自然な丸みをいかしたかったんですね。
そんな想いを長谷川社長にぶつけて、帰って来た答えが
このハイブリッドログハウス。逆転の発想というか、究極の引き算というか
予算の問題ももちろんありましたが、結果としてこの形が
レッドシーダーの丸太の存在感を一段と引き立てている事にまたまたにんまり。

皆さん、メリークリスマスです。
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屋根が高〜い

またまた、風の道のオーナーさんが現地確認に行ってくれました。
園部さん、いつもスミマセンです。
天気のいい日に、屋根まで工事が進んだようです。
こうして屋根が出来てくると、いよいよ家の全体像が見えてきました。
思っていたよりもずっと屋根が高い感じがします。
だんだん、帆立?らしくなってきました。
こうして見ると、ホントに面白い形です。平面図で見ていた時は
それほど感じなかったのですが、こうして立体で見ると面白い。
プロってやっぱりスゴイですね。きっと、長谷川社長の頭の中では
このイメージがあったんでしょうね。

十勝岳連邦からのパワーを受け止めてくれそうな家の形。
どんどん、楽しくなってきましたね。
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入選

隔月刊「風景写真」2007年1/2月号のデジタル部門で準優秀作品賞
を頂きました。今年春に導入した、デジタルでの入選です。
しかも、撮影場所はボクのメインフィールドの美瑛・富良野。
今年の夏、限られた時間の中で幸運にも出逢えたヒマワリ畑での作品です。
選評にもあったように、今年美瑛周辺ではとてもヒマワリが奇麗でした。
最近減って来たな、と感じていましたが、今年はロケーションの良い場所に
とても大規模に咲いていてくれました。
この辺りのヒマワリは観賞用ではなく、緑肥用。ヒマワリは種が出来る前に
畑にすき込まれる為、数日後に行ってみるとなんにもない、という事があります。
風景は一期一会。出逢った時に全力で撮影しておかないと、撮り直しは出来ません。
今回の写真の場所は、まさにベストのタイミングで出逢えた畑でした。
この写真を撮った3日後にはすっかり畑にすき込まれていましたから・・。

美瑛・富良野の特徴である丘と十勝岳連邦を見渡す事ができるこの場所で、
この風景に出逢えた事に感謝したいと思います。
EOS 5D comments(2) trackbacks(0)
上棟しました!!

今日も現場速報です。芳賀さん、ありがとうございます。
無事上棟との連絡がありました。なんと複雑な建物なんでしょう・・。
外から見て、この建物の中が見てみたい、と思わせる建物が希望でした。
いろんな種類の木の色がでていて、妻などは良い色だねぇ〜とにんまりしています。
ファイヤーキル独特の色が、在来部分が乗っかった事で際立っています。
どんな塗装をして楽しもうか、ワクワクしてきます。

毎日言ってますが、現場の皆さん、ありがとうございます。
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建て方進行中

極寒の現場から写真が到着しました。
とうとうココまで来てしまいました。もう逃げ出せません・・・。
やるなら今しかない。Now or Neverです。
現場の職人さんたちには足を向けて寝れません。
ボクならこんな寒い場所での仕事は逃げ出したい。
感謝してもし尽くせません。心からありがとうございます。
今すぐにでもいって、暑いコーヒーでも差し入れしたい。

ココまで来ると、家という感じがしてきました。
玄関からぐるっと半円を描くログの意匠と、居住部分の在来との
組み合わせが、我が家の特徴です。リビングを中心としたメインには
ログハウスらしさを。寝室など各部屋は、在来工法での使いやすさを。
限られた予算の中で、ログを活かすための最前の選択肢だったと思います。
これまで関わって来てくださった多くの皆さんに感謝したいと思います。
そして完成まで関わってくださる、まだお会いした事の無い方々にも・・。

来月の現場打ち合わせが今から楽しみです。
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額装作業

今日は朝から、1月5日から開催の写真展に向けて額装作業。
写真をプリントし、よくよく乾燥させて、バックシートと呼ばれる
厚みのあるシートの写真を貼付ける。写真が展示中に波打たないように
するためだ。これをする事で、写真の平面性がでて、よりグレードアップ。
マットは3ミリのすこし厚手のモノをチョイス。昔、マットは自分で
手作業で切ってました。これが難しいんですね。まず、正確に位置を出すのも大変。
位置がうまくでて、ナナメ45度に切れる専用のカッターで切ってみるものの
切り口がガタガタ。切り込みははみ出る・・。散々でした。
今は、コンピューターにサイズを入力すれば、あっという間にカット終了。
切り口も抜群の奇麗さです。5枚切るのに30分もかからない。
良い時代になりましたね。って、今頃手で切ってるヤツはいないか・・・。

大切な額はというと、今回は妻の手づくりの額にしました。
ナラ材とチーク材の組み合わせで、ナチュラルさと高級感がでています。
ホンモノの木を使うとこれほどまでに重みがでるんですね。
写真店に売っている「木製フレーム」とは全く別次元です。
しかも、サイズは特注。写真にあわせてどんなサイズでも対応可能というから
こんな素晴らしい事はないですね。但し、時間は相当かかります。
塗装はオイル塗装ですから、良い色に焼けてくれるでしょう。

今回の写真展はいわば、夫婦合作といった所でしょうか。
これが、ボクらが美瑛でやりたい事の一つの様な気がします。
写真展 comments(4) trackbacks(0)
生きていく場所

世間では、いじめの話題ばかり。何を今更、という気がしてならない。
先日テレビで爆笑問題の太田氏が、いじめはあるものと考えた方がいい、
とかなんとかいう持論を展開していたけど、ある部分では賛成。

昔いた職場で、おばさん同士の争いが勃発した。いじめだという。
50や60の良識のあるハズの大人がですよ、いじめだなんだと騒ぎ
たてるのです。あの人のこんなところが気に入らないだとか、今日も
あの人に意地悪いわれただとか。それを20代半ばのボクに愚痴る。
気に入らない同士が職場に残ると、電話も出ない。
最後は、一人のおばさんが泣きながらやめると言い出した。旦那まで
出て来ていじめられたから妻がやめると言っている、と文句をいう。
おまえら、これまでの人生でそんな事が一番辛かったんかいっ!!
と思わず突っ込みそうになる。
あまりに虚しいので、送別会を企画し参加者を募ってみた。今考えれば
火に油を注ぐような企画だったかと考える。あるおばさんに「参加します?」
と聞いたら「それって、強制?」というあんぐりする答え。
思わずキレた。送ってやるつもりが無いのなら正直に「行きたくない」
と言いなさいと、人生の先輩?に向かって説教した。彼女、怒っていた。

いじめ云々というより、人間同士の繋がりで生きているボクたち。
あわないヤツも入れば、どうにも惹かれる人もいる。
いじめは悪い事だから無くしましょう、って言ったって気に入らないヤツ
には意地悪してしまうのが、ある意味人間なのかもしれない。
意地悪する度胸の無い人は、関わらないように遠くに逃げるとか・・。

ただ、病んでいる人間が多い場所とそうでない場所はあるように思う。
目が死んでる子供がいる所より、輝いている子供が多い場所はあると思う。
例えば、ボクらが美瑛に住んだとして、奏人がいじめられないとは限らない。
でも、そんな事に負けない心を育てる事が自然の中では出来るような気がする。
理想論かな。でも、ボクらが生きていく場所として美瑛を選んだ事を
奏人が誇りに思ってくれる事を望みたい。
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