北海道美瑛の写真家・中西敏貴のブログサイトです。
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飯塚達央写真展「雪月花風1」

先日もお知らせしましたが、東川在住の写真家飯塚さんの個展が
明日、2月1日より開催されます。大阪にお住まいの方のみならず
関西いやいや西日本近辺の方は、是非にオススメします。
飯塚さんも3連休には大阪へ来られるとの事ですし、生飯塚さんに
会えますので、フォトシーズンファンの方は是非に・・・。

飯塚達央写真展「雪月花風1」
~北海道氷点下のウォームトーン~
2月1日〜2月16日 2月3日休廊 11:00〜18:00 
大阪十三ビッグストン・ギャラリー
大阪市淀川区新北野1-11-23ハイム北野B-3
06-6304-7176
阪急「十三」駅西口下車 徒歩7分
大阪市バス「十三」バス停 徒歩2分
http://www.bigstonegallery.com/
2/10〜2/12は作者在廊します。

詳しくは飯塚さんのブログでご確認ください。
http://photoseason.blog25.fc2.com/
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上棟式

サンピラーが見られた27日、我が家の上棟式なるものが
執り行われました。冷え込んだ事もあって、家の周りのカラマツ
にはビッシリ霧氷の花が咲いています。ひょっとするとココからも
サンピラーが見えていたかもしれませんね。
緊張しまくっている夢木香の芳賀さんの進行のもと、無事上棟式を
終える事が出来ました。まず、上棟式というものが一体どんなもの
なのかさえ知らないボクたちですが、それらしい形になってくれたのでは
と思っています。神主役の芳賀さん、御苦労様でした。

家の方は、順調に進んでいるようでした。壁も出来て窓も入っています。
屋根もブラウンのガルバニウム鋼板が葺かれていました。
我が家の顔となる、ファイヤーキルのレッドシーダーの丸太が
リビングで存在感を放っていました。天井を見上げると丸太の梁が
いくつも見えます。近づくとシーダーの甘い香りがします。
玄関前には、素晴らしいデザインのトラスが組まれています。
リビング以外の部分は在来で仕上げているので、余計にログの存在感が
際立っています。丸太が好きだからこそ、在来との組み合わせにして良かった
と思いました。とてもワクワクする木の家です。
十勝の山々を見渡せるよう、半円形にデザインしてもらっているので
ほとんどの位置から山が見えます。南向きなので陽当たり最高。
これは、すぐにでも住まないと本当にもったいない。
完成したら、夢丸さんとか取材に来てくれないかなぁ。いつでも歓迎なんだけど。

そう言えば、3月号の「夢の丸太小屋に暮らす」の186ページにボクの撮った
soto diningさんの写真を使っていただいています。写真の中には小さくですが
奏人も写っています。井上さん、大岩さん、ありがとうございます。
すこし、写真が暗かったかなぁと心配していました。
次はちゃんとしたフィルムで撮影しますね。
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冷えた朝

26日の昼頃美瑛に到着すると、意外に冷えていた。
聞くと朝はかなり冷え込んだようだ。夕方からはさらにしばれてきた。
翌朝の予想気温はかなり低い。期待に胸を膨らませ、早朝の丘へ向かう。
寒い。マイナス20度くらいにはなっているだろうか。しかし太陽が出ない。
十勝の山並みには厚い雲がかかり、日の出の時間になっても日は差さない。
それでも、場所を選べば霧氷が着いていて、被写体はいくらでもある。
夜明けのブルートーンの中で霧氷を狙っていたら、突然上空の雲が無くなり
太陽が顔を出し始めた。一気に丘がオレンジに染まる。
その時だ。キラキラと舞う光がファインダーの中に現れた。ダイヤモンドダストだ。
消えたり現れたりを繰り返しながら、ボクが撮影するのを待っていてくれるようだ。
そこからの数分は感動ものだ。サンピラーが立ち始めた。光の柱が目の前に
立ち上がる。オレンジ色の光の柱だ。興奮を必死で押さえ、シャッターを
切り続ける。構図を変える時間さえもったいない。いつ消えてしまうかも
分からないサンピラーをなんとかフィルムに閉じ込めようともがく。
数分後、太陽が雲の中に隠れると、光の柱も消えて行った。

美瑛にはきっと神様がいる。この朝が僕にとって今年の美瑛ファーストショットだ。
そのタイミングで、この冬初めて現れたとも言えるサンピラーを写す事が出来た。
この日は、記念すべき上棟式の日だった。そんな日に、夢のような光景に出逢えた
事は、偶然などではなく、美瑛の神様が用意してくれた必然だったような気がして
ならない。それくらいのベストタイミングでした。
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奏人お兄ちゃん

9月にお兄ちゃんになる事が今日分かった奏人。
妹がいい?弟がいい?と聞いてみる。「オ〜」とそれらしい答えをする。

という訳で、家族4人で明日から美瑛の建築現場へ行ってきます。
ついでと言ってはなんですが、CONTAX645で撮影なんぞ、目論んでおります。
EOS 5D comments(5) trackbacks(0)
奈良冬景

CONTAX645 プラナー80ミリ。
寒椿の咲く長谷寺。雪から花を守る為か、藁で編んだ笠がきせてある。
何とも、日本の心を感じる風景だ。寂しさと優しさとが混在している。
これがワビサビの世界か・・・。
そんな心の世界は関係無しに、ボクらは必死で三脚を細かく動かし
ポイントを探す。守られている花、の雰囲気を出せるアングルが
なかなか見つからない。それでも、コンタックス645のファインダー
越しに見えるこの景色は思わずため息が出た。
この言葉では表せない空気感はデジタルでは絶対に出せませんね。
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CONTAX645テスト撮影

コンタックス645のテスト撮影と友人T君の写真のお勉強を兼ねて
奈良方面へ撮影に行ってきました。この時期、実は撮るものがありません。
雪でも降ってくれれば良いのですが、今年は全然冷えません。
そんなわけで、おっさんクサいと思いながら長谷寺へ。
建物や石段などで撮影のお勉強をしながら歩いていると、鑞梅(ロウバイ)が。
真冬のこの時期に奇麗な花をつけています。早速撮影。
近くに咲いていた寒椿も撮りながら、ブローニー1本撮り終える。
ハッセルのレンズをつける為のアダプターも届いて、いろんな画角が
楽しめるようになりました。結果が楽しみです。
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何色がお好き?

壁が貼られ、窓の位置まで見えて来た我が家。
そろそろ塗装の事を考えなくてはいけません。
我が家の外壁はレッドシーダーの柱を始めとして外壁にも
レッドシーダーの板貼りを予定しています。少しは白い壁がという
考えもありましたが、そこはウィスラースタイル帆立風?
外壁のトーンはグッとシックに落とし、ログのポストと窓の色使いで
インパクトを出そうという事になりました。
少し北欧テイストが入ってくるかもしれませんね。
その辺はハイブリッドログハウスの特権。在来の部分は色々遊べます。

さて、何を塗るかです。耐久性のあるレッドシーダーですから
無塗装という選択肢もありましたが、とりあえず、塗る事を選択。
夢木香さんのオススメはサドリン。塗膜を作らないタイプでどちらかと言うと
つや無し。最近はこれが多いのだそうです。早速見本を見せてもらい、体感。
結構しっとり系の色合いになりそうです。
グリーンライフさんはシッケンズをお使いとの事。シッケンズは少しつやのある
仕上がりになるとのこと。ただ、こればっかりは見てみないと分からない。
そんなわけで、駄目もとでメーカーに問い合わせをしてみたら、めちゃくちゃ
あっさり、見本缶を送ってくださいました。問い合わせした翌日には
届いていましたから、この対応の早さは素晴らしいです。
シッケンズと言えば、ログ塗装の定番。こんな対応の早さも人気の秘密なの
でしょうかね。

さ、この週末はベランダでシッケンズ大塗装大会とでもいきましょうか。
どなたかお手伝い募集。
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やっぱフィルムでしょ

CONTAX645を早速テスト撮影。もろ逆光の状況で息子を開放で撮影。
ま〜、トロけます。すごくウォームなのにキリリとシャープ。
今度は、メタリックブラックの車を補正無しで。
う〜ん、深いトーンが出ます。ちなみに全部手持ち。645で手持ち?
そうなんです、結構やります。でもペンタックスは結構厳しかった。
コンタックスはすごく良いです。手持ちにバッチリ。
いやいや、風景撮るために買ったんでした。今度は三脚使おう。
しかし、このプラナー80ミリ。なんだかスゴイレンズの予感です。

ボディーはちょっと怪しい。どうも動作がテキパキしない。
AFは使わないから良いとして、シャッターが切れない事が一度あった。
こりゃ、冬の北海道じゃ厳しいかもしれないね。
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フォトシーズン飯塚達央写真展

北海道は東川在住の写真家、フォトシーズンこと飯塚達央氏の個展が
大阪で開催される事になりました。飯塚さんは大阪出身。北海道に移住後は
プロカメラマンとして活躍されています。もちろん、みなさんご存知ですよね。
飯塚さんにとって今回の個展は、いわば凱旋帰阪。期待が膨らみます。

飯塚さんにはこれまで色々なマジックを体験させてもらいました。
フォトシーズンマジックとでも言いましょうか。今日の写真は昨年の冬に
飯塚さんと一緒に撮った時のものですが、この日もマジック連発な日でした。

関西近郊の皆さん。北海道の空気感を感じに行きましょう。そしてフォトシーズン
ワールドに浸りましょう。美瑛好きにはたまらない写真展になると思います。
今回は作品の販売もあるとの事です。ひょっとすると飯塚さんもいるかも?
「雪月花風Ι」〜北海道氷点下のウォームトーン〜(仮題)
場所は大阪十三ビックストン・ギャラリー
http://www.bigstonegallery.com/
日程は2月1日から2月16日(土曜日休み)です。

詳細は分かり次第このブログでお伝えしますが、飯塚さんのブログもあわせて
ご覧ください。
http://photoseason.blog25.fc2.com/
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少しだけ勇気

「この写真の作者はプロを目指しているのですか?」
ボクがギャラリーにいない時に来場してくださった芸大の先生が
ボクの作品の前でそう言っていたと聞いた。
恥ずかしい反面、嬉しかった。
またある先輩は「お前、売れる写真を撮ろうとしてるな。これなら売れるぞ」と。
写真を撮る時は見てもらう人の気持ちを考えて撮るようにしているから
そのコメントもまた嬉しかった。

正直、ボクごときのレベルはまだまだと思っています。写真が「巧い」人は沢山います。
表現の奥深さや、人生経験もまだまだです。
でもこんなコメントをもらえた事は、少しだけボクの勇気になりました。
美瑛で長年撮ってきた作品の想いが、見る人の心にすこしでも伝わったのなら
とても嬉しい事です。それが美瑛の写真を撮り続けていく自信にもなります。

これから家が建つ事で、もっと気持ちのこもった作品が撮れるような予感がします。
皆さん、ボクに勇気をくれてありがとう。
Hasselblad503CW comments(2) trackbacks(0)
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