北海道美瑛の写真家・中西敏貴のブログサイトです。
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木と白壁

Canon EOS5D EF17-40mmf4L

リビングから浴室を通り、キッチンへと抜ける廊下。
面積的には狭いこの空間にも、ちょっとした考えがありました。よく、ログハウスでは
パインなどの腰壁を貼って木の空間を演出したり、天井に木を貼ってさらに
ウッディーにしたりしています。確かに木の面積が多くなるのでウッディーでは
あるのですが、木を使いすぎて、逆に木の存在感を感じなくなってしまう事が多い。
そこで我が家では壁と天井を珪藻土による白壁(実際にはクリーム色)にしました。
左官面積が増える事はコストアップですが、白を増やす事で木の存在感が出てくる
事を狙ったのです。結果はご覧の感じ。ドア、床は無垢の木だからこれに壁と天井
が木だったら、山小屋風になっていたでしょう。天井が白くてダウンライトにしたので
結構広く感じる空間になったと思います。
1階はすべて塗り壁。少しでも木を活かして広く見せる為です。2階は天井高が
あるので、パインの板を貼り、木の面積を増やしました。2階はログの丸太などが
ないので、天井の木が空間を締めてくれました。

写真でも同じだと思いますが、一番見せたいものを目立たせる為に他は引き算。
結果的に、そのものの印象が強くなり想像を膨らませる。
なんでも見せ過ぎは良くないですね。

あ〜しかし外装の色はなんとかしたい。
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玄関

Canon EOS5D EF17-40mmf4L

お客さんを迎える玄関のディテールは家全体の印象を左右すると思う。
家へのファーストタッチは玄関ドアだし、最初の灯は玄関先の街灯だ。
玄関周りのログデザインがすごく迫力があったので、それに負けない
すこし凝ったデザインのライティングを選んだ。夜にはオレンジのガラスを
透過した白熱灯の灯が、木の壁やログの柱に影を落とす。
決して明るくはない。適度な陰影がそこに生み出される。
成功だったと言えるだろう。
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デジタル色

Canon EOS5D EF17-40mmf4L

そんな言葉があるかどうか分からないのですが、同じ場面をポジと撮り比べると
その違いがよくわかると思います。どちらが良い悪いと言う話ではないです。
ただ、こういったグリーンなどの表現はちょっと嘘っぽい気がしますね。
抜群の表現をしてくれるときもあれば、なんだこれという時もあります。
新緑の色なんかは、レタッチの仕方にもよるのでしょうが、ストレートに
上がってくる画像ではどうも嘘っぽい感じが否めないような・・・。

現在コンタックスが入院中です。どうも露出計の表示がおかしい。
フィルム一本の内、数枚は真っ黒。中古で安かった分、修理代が高そう。
やられた・・・。
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森へ

CONTAX645 Planar80mmT*

大台ケ原という場所は年間降雨量がとんでもなく多いらしく
湿潤な空気に包まれています。この日も早朝から深い霧で少し雨も。
こんな空気を表現するにはデジタルでは心もとない。
やはりフィルムでどっしりと構えて撮る。これに尽きる。
それも空気感を出来るだけリアルに見せたいので、PLもつけない。
そして決めてはカールツァイス。10倍のルーペで見て解像感に
ドキッとする。リアルな絵だな、改めて感心。
CONTAX645 comments(0) trackbacks(0)
雨上がり

Canon EOS5D EF17-40mmf4L

朝からずっと降っていた雨が夕方になって止む。
雨雲の上から光を送り続けてくれていた太陽が、少しだけ顔を出す。
街中がオレンジ色になる。そんな時間が一番好き。
仕事からの帰り道、気持ちが和らぐ。
美瑛なら、どんな風景を見せてくれいるかな。
いつもそんな事を考えてしまう。病気だね。

家の前にある、田植え前の田んぼにて。
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いろんな嬉し事

Canon EOS5D EF17-40mmf4L

この部屋は奏人達の部屋になる予定です。ロフトもあってワクワクしますね。
6畳とすこし狭い部屋ですが、高さがあるので実際より広く見えるのが特徴です。
この部屋には灯のたねさんにオーダーしている照明が付く予定です。
この部屋からは、ストーブの煙突越しに十勝の山々も見え、特等席です。

今日は色々な嬉しい事がありました。
まずは、、、
土地を造成してくれてた業者の会長さんから、新築祝いに桜の木を十数本、
ナナカマド、イタヤカエデ、ミズナラ、イチイの木などの広葉樹を植樹してくれる
という連絡がありました。
もともと土地にあった広葉樹は植え替えしてもらっていたのですが、枯れてしまった
ものもあり、新しい元気な木を植えてくださるというのです。
現在はまだまだ殺風景な我が家周辺ですが、年を重ねるごとに雑木林に囲まれる
雰囲気にしていければと思っています。家を建てるために切らせてもらった
カラマツ達の為にも、毎年少なくても何本かは広葉樹を植えようと思います。

次の嬉し事は、、、
北海道で活躍中の写真家、飯塚さんがテレビ出演されましたね。放送は午前中だった
ため、録画しておいて帰宅後すぐに見ました。
吉本新喜劇を代表する美熟女二人を撮影ガイドするというシチュエーションでしたが
サスガは大阪出身の飯塚さん。ボケツッコミもなかなかのものでしたね。
こうして知り合いがテレビに出てどんどん活躍されるのは、自分の事のように
嬉しいですね。飯塚さん、次は本気で情熱大陸でしょう〜。
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昇る

Canon EOS5D EF17-40mmf4L

融資の関係もあり、我が家は一応バリアフリー仕様になりました。
階段やトイレ、風呂には手摺が付きます。当然、もちやすい位置に付く訳ですが
奏人にとっても持ちやすい位置の様子。慣れない階段を一段一段ですが
「よいしょっ」と言いながら昇ってきました。これにはこちらがびっくり。
普段は階段の無い生活をしているので、まさかとは思いましたが
子供の成長は驚くべきものがあります。劇的なくらい、美瑛滞在中に成長。

さて、このバリアフリーですが、よく考えると玄関先はデッキがあり階段だし
そもそも進入路も砂利道なので、家の中だけバリアを無くしても・・・。
玄関の框もあるし、そもそも階段はどうなんだ。考えれば考えるほど不思議です。
まあ、これで融資金利が割引になるんだから良しとするか。
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山笑う

Canon EOS5D EF17-40mmf4L

大台ケ原ドライブウェイの途中に山々が見渡せるポイントがある。
早朝この場所の様子を見たときには雨で煙ってなんとも思わなかったのだが
帰りの道すがら目に飛び込んできたのは、まぶしいくらいの新緑の山脈だった。
植林された杉の深い緑と広葉樹の新緑が、時折差す光に照らされ輝いていた。
まさに山笑うとはこの事だろうか。
それにしても、この険しい山々の中に道を切り開き人が住んでいる事に感心する。
北海道のなだらかなイメージとは全く違う、切り立った険しい風景だ。
奈良から和歌山にかけて、撮影フィールドの奥深さは絶品だと思う。
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新緑の森

Canon EOS5D EF17-40mmf4L

所属している地元写真クラブの撮影会で奈良県は大台ケ原への撮影行。
シャクナゲがそろそろ咲いているという情報を得てのプランニングだ。
大台ケ原へはドライブウェイが通じていて、車でかなり近くまで行く事ができる。
それでも、シャクナゲの咲いている谷まではゆっくり歩いて40〜50分
はかかっただろうか。山道というより比較的平坦なハイキングコースといった
感じなのだけれど、重い機材を担いでなので結構大変。
お目当てのシャクナゲはまだまだこれからという感じでしたが
少し標高を下げた場所では新緑が美しく、大台ケ原の春を感じる事が出来ました。
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落ち着く場所

Canon EOS5D EF17-40mmf4L

我が家の客間になる予定の部屋です。
傾斜天井が一番低くなっている部屋ですが
それでも天井が高いので圧迫感はありません。
逆に少しロッジ的なイメージの落ち着く空間になったと思っています。
この部屋の照明はダウンライト。我が家の照明は基本的にダウンにしました。
照明はあるべきところで存在感を出してくれれば良い。
それ以外は建物のディテールを損なわないように目立たずオシャレに。
その為にダウンライトを基本的に採用しました。この部屋への採用は正解だったと
思っています。空間が広く感じますね。
さて、この部屋には誰が一番に泊まるのでしょう。

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