GR DIGITAL II
飯塚さんのブログで紹介されていたナダール大阪での写真展。
どうも行ってこいとの声が聞こえたような気がしたので行ってきました。
というのも、ピクトランはボクも写真展の出力で使った用紙でもあったし
近々、そのピクトランの新しい用紙も発売されるというので興味津々でした。
もちろん、飯塚さんの写真も見たいというのもあっての話ですが。
写真展については、飯塚さんの写真と、その隣に展示されていた北氏の写真
の表現があまりに異なっていたのでちょっとびっくりしましたが、プリントの
クオリティに関しては、素晴らしいの一言。プリントそのものがインクジェット
であるか否かなんて全く感じる事なく、写真そのものの深いトーンをみなさん
見事に表現されていました。
それと、ギャラリーの方も飯塚さんの写真の雪の質感を絶賛していた事を付け加えます。
今回の展示は、飯塚さんの使用しているピクトラン局紙以外にピクトランの新しい
シリーズになるクリスタルやメタルを作った開発者自らのプリントも展示されていて
とても刺激を受けてしまいました。
ボクはモノクロームよりカラーでのプリントが多いのですが、やはりモノクロームは
PX-5500でのプリントが一番良いようです。ちなみに、カラーでの出力については
染料のプリンタで出力した方が発色がいいので、ピクトランクリスタルに出力するときは
染料を使った方が良いというのも、少し意外な結果でした。
簡単に自家プリントが出来る時代にはなりましたが、作品として世に出せるクオリティの
プリントを得るためには、まだまだ勉強しなければならない部分が多そうです。