Canon EOS5D MarkII EF24-105mmf4L
関西地方はほとんどの田んぼの田植えが終わっています。
このような風景はどこでも見られるのですが、地域によってある程度特色があります。
この写真は滋賀県。近江米の産地で有名ですが、滋賀県の田植えは飛び抜けて早い。
大阪近郊では6月に入ってからという所もありますが、GW頃に田植えをしている所を
見た事があります。いくら何でも早すぎるなぁ、と思っていたら滋賀県では普通らしい。
昔、米作りの専門家に聞いた事があるのですが、田植えは6月に入ってからで十分で、
早すぎると病気の発生が怖い、とおっしゃっていました。
ところが、農家心理は面白いもので、隣の田んぼの田植えが始まったら、いても立っても
いられなくなるのだとか。そして、我先にと田植え行動が一斉に起こるというのです。
それが年々早くなっていると。それと、兼業農家が増えているのでまとまった休みの
取れる連休は都合がいいとの理由も一因ではないかと。
美瑛周辺でもGW頃に田植えが行われています。ただ、こちらは寒くなるのが早いので
少しでも早く収穫したいという理由からでしょうね。本州の暖かい地方では、同じ田んぼ
で2回米を収穫することも可能なほどですが、北海道では一毛作が限界なのです。