Canon EOS5D MarkII EF24-105mmf4L
写真における美しさとはなんだろう。
ただ美しい風景が写っているだけの写真ではないことは確かです。
美しい風景をカメラで持ち帰ったところで、美しい記録でしかない。
このことに気付かずに風景写真に取り組んでいると、記録写真の羅列になる。
だからといって、風景に美がないのかと言えば、違う。
圧倒的な美しさがあるのです。想像を遥かに超えた美があるのです。
その美を見いだし、絵画的表現に昇華させてゆく作業がボクにとっての写真なのかもしれない。
ある写真評論家に、そこに行って、三脚立てれば撮れちゃうんでしょう、と言われたことが
心にずっと残っています。いまでも塊となってあるのです。
ただ、そこに美を見いだしたのはまぎれも無くボクであり、他の誰でもない。
アートの文脈からはずれていようとも、そこでシャッターを切った意思は、ボクの美意識なのだから。
己を信じてゆくしかない。
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