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北海道美瑛の写真家・中西敏貴のブログサイトです。
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プロになるずっと前、何人かのプロの方から、「家庭画報に写真を提供している」という話を聞き、
「そんなところで自分の写真を使ってもらえるなんてすごいなぁ」と羨望の眼差しで見ていました(笑)
そんな日がいつか来るといいな、と漠然と夢を抱いていたのは、果たして何年前でしょうか。
プロになり、様々な雑誌でお仕事もいただけるようになって、そして今年、その時がやってきました。
テーマは美瑛の丘に架かる虹。
当初、美しい虹の風景で構成される予定だったのですが、編集者の方からのご提案で
なんと、哲学の木に架かる虹の写真を見開きで使っていただけることになりました。
それは、やはりあの日の記事がきっかけなのです。
さらには、写真だけでなく文章でも私の思いを書かせていただけるという配慮まで。
今回の写真は、地主が許可した最後の掲載誌になると思います。
ぜひ書店などでお買い求めいただき、私の思いをお読みになってください。
あの木がある風景はもうありません。
でも、あのことが、こうして広がりを見せていることに、希望の光を見ています。
今回のお仕事を紹介してくださったアイノアさま。
そして掲載してくださった家庭画報さま。
本当にありがとうございます。
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一日中雨が降り続いています。
湿度も高くまるで梅雨。
晴れ間はいつ来るのでしょうね。。。。
とはいえ、雨の景色はたっぷり撮っているんですけど(笑)
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文部科学省の委託事業として読売新聞が主催した「考え、
東京都の小学校教諭の方が「哲学の木」の問題に関連して道徳授業を行った内容を発表されました。
教諭の方は、あの新聞記事を読まれて道徳の授業を思いつかれたそう。
私のブログもご覧になられ、授業であの最後の満月の哲学の木を使われました。
今回、その授業内容をフォーラムで発表されるにあたり、写真をご提供させていただきました。
私があの記事をアップした2月24日。地主らと相談し、出来るだけ間違った情報が広がらないことを願い、慎重に言葉を選び
出来るだけ冷静に記事を書きました。出来るだけ、というのは、やはり私自身も悲しくてたまらなかったからで、つい感情的に
なってしまう気持ちをグッとこらえ、書いたつもりです。
おかげさまで、FBなどでもシェアやいいねをたくさんいただき、大多数の方から賛同をいただけたと思っています。
実は、あの記事への皆さんのコメントは、地主もすべて読んでおり、「少し救われました」と語っていました。
人に不信感を抱いていた地主が、人のコメントに救われたと言っていたのがとても印象的で、まだまだ希望はある、と思ったものです。
しかしながら、「お前は何もやっていない」「自慢げに何を書いているんだ」「偉そうに」「酷い記事だ」「行政はなにをやっていたんだ」といった批判を頂戴したのも事実です。
地主がすべてのコメント読んでいるのを知っていましたし、地主とも相談した上であえてコメントはしませんでしたが、やはり関係者一同、とても傷つきました。
自然が大切だから守ろう、という論調はわかります。これには賛成です。
しかし、美瑛という場所はちょっと違って、農家の方の営みで維持されている土地。
哲学の木も自然に生えたものではなく、農家の方が植えたものなのです。それを彼らがどうしようと、私たちが外野でとやかく
言えないと、私は思っています。もちろん残念な気持ちは多くの皆さんと同じです。だからと言って、倒した農家も責められないし、観光客を呼んだ行政が悪いとも思いません。
農家の営みがあり、人間が作り出し維持している景観の美しさを「そっと観る」。それが観光の本質だと思います。
本当は誰も来ない方がいい。それが農家を、そしてそこに暮らす人々を守る第一の手段です。
でも、今更そんなことが出来るわけでもなく、お互いに理解し、共存し、誰もが幸せになれるような、新しい取り組みが
必要な時代に来ていると思うのです。
こうして、全国で少しずつ取り上げていただけるようになったのは本当に嬉しいことですし、あの記事を書いて良かったと
思っています。
責められたりしましたが、それはこれまで撮らせていただいた、地主の方と哲学の木への、私からの恩返しだと思って、我慢してきました。
いま、やっと何かが動き出そうとしているような気がします。
これから、とあるメンバーとフェアな取り組みに関して、動き出す準備をしています。
詳細はまだお知らせできませんが、必ずや「哲学の木」を失った事実が活かされる日が来る。
そう信じています。
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いよいよ麦刈りがスタートしました。
ところが、あれほど好天が続いていたのに、今日からはあいにくの空模様。
一気に進むと思われた麦刈りも、この雨の後まで一休みかもしれませんね。
そして、麦刈りの後は麦稈ロールの景色が広がります。
撮るのが先か、運ばれるのが先か。
農家さんに迷惑をかけないよう、徘徊の日々が続きそうです。
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SONY α7RII 24-70mmGM
少しずつ夏の終わりに近づいている美瑛です。
まだまだ暑い日はありますが、草花には秋の気配が出てきました。
もうひと踏ん張り、頑張りますよ。
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デジタルカメラマガジン8月号で特集ページの扉写真と特集1ページを担当させていただきました。
書店でご覧ください。
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PENTAX K-1 24-70mm
ジャガイモの花もそろそろ終わりに近づいてきました。
いよいよ麦刈りまであと少し。
夏も残り僅かですね。
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PENTAX K-1 24-70mm
ツアーとツアーの合間に風景写真石川編集長とデザイナーの三村さんをお迎えし、
フェアな取り組みの作戦会議&秘密の打ち合わせをしておりました。
どんな内容かはまた追ってお知らせしますので、お楽しみに。
そして今日からはちょっと大掛かりな撮影に。
こちらも詳細はお知らせできませんが、ビックなニュースになる予定です(笑)。
さあ、行ってきますよ。
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PENTAX K-1 15-30mm
麦秋という言葉。昔から好きな響きです。
夏なのになぜ秋なのか、それは7月の美瑛に来てみるとよくわかります。
黄金色に染まった大地はまるで秋のような色彩なのです。
昨晩は風景写真石川編集長とデザイナーの三村さんをお迎えして北海道式焼肉を。
いや決して遊びじゃなくて、今日はこれから取材なのです。
そして私は取材カメラマンとして現場に向かいますよ!
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PENTAX K-1 70-200mm
麦が色づき、ジャガイモの白い花が満開。
青い空には白い雲が浮かび、爽やかに風が吹き抜ける。
北海道に憧れて何度も何度も通っていあの頃を思い出すのが、この時期です。
いつまでもあの新鮮な気持ちを忘れないようにしたいなあ。
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